Office 2019 のサポート期限の満了はいつ?
Microsoft Office 2019 (オフィス)のサポート期間終了後は、オフィスに重大なセキュリィティ上の問題が発生しても対応する更新プログラムの提供がありません。サポートが終了したオフィスを使い続けることは、ウイルス感染や情報漏えい等のリスクが高まり、非常に危険です。
【参考資料】Microsoft、Office 2016と2019のサポート終了について注意喚起
Office 2019 の延長サポート
2025年10月14日のサポート期限は、オフィス2019の「延長サポート」が対象です。
オフィスのサポートは「メインストリームサポート」と「延長サポート」があり、それぞれの違いは次の通りです
オフィス2019のメインストリームサポートは、2023年10月10日に終了しています。
対象の Office 2019
2025年10月14日に、サポート期限を満了する Office 2019 は次の通りです。
- Microsoft Office Professional 2019
- Microsoft Office Home & Business 2019
- Microsoft Office Home & Business 2019 for Mac
- Microsoft Office Home & Student 2019
- Microsoft Office Personal 2019
- Microsoft Office Academic 2019 for Mac
- Microsoft Office Professional Academic 2019
- Microsoft Office Standard 2019
- Microsoft Office Standard 2019 for Mac
- Microsoft Office Professional Plus 2019
- Microsoft Excel 2019
- Microsoft Word 2019
- Microsoft PowerPoint 2019
- Microsoft Outlook 2019
- Microsoft Access 2019
- Microsoft Visio 2019
Office 2019 のサポート期限が切れると使えない?
オフィスのサポート期限が切れると何がダメ?
オフィス2019 のサポート期限が切れると、マイクロソフトのサポート対象より外れセキュリティ上の様々なリスクが発生します。
【マイクロソフト公式】Windows 10, Office 2019 サポート終了のお知らせ
1. セキュリティリスク
- 新たな脆弱性へのサポートがない
サポートが終了したオフィス製品には、Microsoftからのセキュリティ更新ファイルが提供されません。新たに発見された脆弱性やセキュリティリスクが修正されず、サイバー攻撃やウイルス感染のリスクが高まります。
2. 互換性の問題
- 新しいファイル形式や機能に対応できない
サポートが終了したオフィス製品は、新しいバージョンのOfficeや他のソフトウェアとの互換性に問題が生じる可能性があり、他のユーザーが作成したファイルが開けなかったり正しく表示できないことがあります。
3. 技術サポートを受けることができない
- 問題発生時にサポートがない
オフィスの動作に問題が生じても、Microsoftよりサポートを受けることができません。
4. 新機能を利用することができない
- 新しい機能や改善が提供されない
サポート期限が切れたオフィスは、新機能やパフォーマンス改善プログラムが提供されません。
5. コンプライアンスの問題
- 法令遵守のリスク
マーケットによっては、サポート切れのソフトウェアを使用し続けることはコンプライアンス違反となる可能性があります。
これらのリスクを避けるため、サポートが終了したOffice製品を最新バージョンにアップグレードするか、Microsoft 365などのクラウドベースのソリューションに移行することが推奨されます。
サブスク版 Microsoft 365 Personal を最安で購入する方法
マック用のオフィスを最安買い切りで購入する方法【 Microsoft Office Home & Student 2021 for Mac】
単品エクセルだけ最安買い切りで購入する方法【Microsoft Excel 2021】
その他オフィスのサポート期限
ご利用中のオフィスを確認し、サポート終了前に新しいバージョンやサブスクプランへの更新を検討しましょう。
製品名 | 発売日 | メインサポートの終了 | 延長サポートの終了 |
---|---|---|---|
Office 2024 | 2024年後半予定 | 2029年後半予定 | なし |
Office 2021 | 2021年10月5日 | 2026年10月13日 | なし |
Office 2019 | 2018年9月24日 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
Office 2016 | 2015年9月22日 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Office 2013 | 2013年1月19日 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
Office 2010 | 2010年7月5日 | 2015年10月13日 | 2020年10月13日 |
【マイクロソフト公式】参考資料
サポートが終了した オフィス2019 の入れ替え先
新しいオフィスを手に入れるには、次の購入方法があります。
・① 最新バージョンの買い切り版オフィス製品を購入する
・② サポート期限を気にしないサブスク版オフィスの Microsoft 365 を契約する
① 最新バージョンの買い切り版オフィス製品を購入する
Office2019 と同じように最新バージョンの買い切りオフィスを購入することで、新たなサポート期間が満了するまでオフィスを使い続けることが出来ます。
参考:Office Home & BusinessとPersonalの違いと選び方
買い切り版の最新オフィスなら「Microsoft Office 2021」
購入方法 | 1回の支払いで買切る形式 |
ソフト | Word Excel PowerPoint Outlook 他 |
ポイント | 1度購入すれば、そのバージョンを永久に仕様可能 |
台数 | 2台まで |
価格 (Amazon参考) | (例)Microsoft Office Home & Business 2021 \39,582 |
② サポート期限を気にしないサブスク版オフィスの Microsoft 365 を契約する
サポート期限を気にしないでオフィスを使い続けるには、サブクス版のオフィスである「Microsoft 365」がオススメです。Amazonや楽天など1年単位で購入することができ、1TBのOneDriveなどクラウドサービスも利用することが出来ます。
参考:Microsoft 365 Personal と 365 Apps for Businessの違いと選び方
Officeのサポート期限を気にせず、常に最新オフィスを利用するならサブスク版「Microsoft 365」
購入方法 | 年額の定期契約 |
ソフト | Word Excel PowerPoint Outlook Access Publisher OneNote Defender OneDrive Clipchamp 他 |
ポイント | エクセルだけでなく、ワードやパワポ・クラウドサービスも利用可能 常に無料で最新バージョンに更新することが出来る。 |
台数 | 同時利用5台/インストールは無制限 |
価格 (Amazon参考) | Microsoft 365 Personal \13,410 /1年間 |
まとめ
サポート期間が満了してもそのまま使い続けることは可能ですが、サポートが切れた製品をそのまま使い続けるセキュリティリスクが高まりますので、最新のオフィス製品へ早めに移行・入れ替えることをオススメ致します。
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