【新品は危険?】5万円以下のOffice付きPCを買う前に知っておきたい落とし穴

【新品は危険?】5万円以下のOffice付きPCを買う前に知っておきたい落とし穴

Office 2024 付き Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC選び方

本記事では「5万円以下でOfficeが付いているパソコンを買いたいとき、どんな点に注意すべきか」失敗しないためのポイントを紹介します。

Amazonで失敗しない!Office 2024 プリインストールWindows 11パソコンの賢い選び方

目次

5万円以下の新品PCは避けるべき

「新しいパソコンが欲しいけど、予算は5万円以下。しかもMicrosoft Officeは必須」

そう考えて、家電量販店やオンラインショップで5万円以下のOffice付きパソコンを探したことがある方は多いのではないでしょうか? たしかに、魅力的な価格帯で「Office付き」と書かれていると、お得感があります。しかし、結論から言いと、5万円以下の新品Office付きパソコンはほとんどの場合でおすすめできません。

具体的には、以下の3つの問題が挙げられます。

  1. 性能の低さ
    CPUやメモリ、ストレージといった主要なパーツが最低限の性能しかなく、WebブラウジングやOfficeソフトの動作が快適性に欠けます。
  2. バッテリーの持ちの悪さ
    安価なバッテリーを使用している可能性が高く、短時間でバッテリーが切れてしまい持ち運びでの利用が困難な場合があります。
  3. サポート体制の不十分さ
    多くのノーブランドや海外メーカー製品は、日本語のサポートが不十分であったり、故障時の修理対応に時間がかかったりすることがあります。

もちろん、中には特定の用途(例:動画視聴専用)であれば問題ない製品もありますが、WordやExcel、PowerPointを快適に使いたい、複数のタブを開いて調べ物をしたい、といった一般的な使い方を想定しているなら、確実に後悔することになります。

安いからといって買わない方がいいPC

「新品なのに安い!Office付き!」と宣伝される5万円以下のPCは、一見お得に見えますが実際には様々な危険性が潜んでいます。

初心者必見!買わない方がいいパソコンメーカーと最新Office付きPCおすすめ機種

ノーブランド・無名メーカー品

Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなど大手ネットショップでよく見かける「ノーブランド品」や極端に知名度が低い激安パソコンには要注意です。

メリットとデメリット

  • 品質が不安定な部品が使わることがあり、キーボードの反応が悪かったり画面が粗いことがある。
  • 極端に安価なパーツが組み込まれており、動画が重かったり頻繁にフリーズすることがある。
  • 技術サポートや保証対応が不透明。
  • 国内にサポート拠点がなく「連絡先が分からない」「サポートに繋がらない」などの声がある。
  • 長期的にパーツの供給が不安定で修理が困難。
  • バックドアが仕込まれている可能性があり、情報漏えいのリスクがある。
  • OfficeやOSのライセンスが、本当に正規品であるか怪しい。
  • 同スペック製品に比べて、圧倒的に価格が安い。

Amazonオフィス付き中古レッツノートはなんで安い?後悔しない選び方とライセンスの注意点

一部の中華メーカー

国内の販売実績やサポート体制が整っているLenovoなどと違って、聞いたことがない名前のパソコンメーカーや、レビューが少なく販売履歴が不透明な商品も要注意です。

中国製の格安PCは、スペックが低いだけでなく、Officeの正規ライセンスが付属していないケースもあります。中には「Office互換ソフト」を「Office付き」と表記して販売しているものもあり、購入後に「本物のMicrosoft Officeが入っていなかった」というトラブルが少なくありません。

Office 2024 搭載 Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC

プリインストールされたOfficeの注意

Office2019など古いバージョンのオフィスやOffice Professional Plus などのオフィスがセットになったPCは、海賊版やライセンスの違法転売である可能性があります。

非公式オフィスのセットPCは注意

  • 必ず製品ページでOfficeのバージョンを確認しましょう。「Office付き」とだけ記載されている場合、古いバージョン(Office 2021 など)である可能性もあります。
  • Officeのエディション(Home & Business、Homeなど)は、ご自身の利用目的に合わせて確認しましょう。
  • 価格やキャンペーンは常に変動しますので、購入前に必ず最新の情報を確認してください。
    中古品やアウトレット品の場合、Officeのライセンスが付属していない、または利用済みである可能性もありますので、注意が必要です。

ヤフオクの激安Officeはなぜ安い?正規品の見分け方やプロダクトキー販売のからくり

非正規品Officeの見分け方

・Office Professional Plus や Office 365 をPCにセットして販売している場合は危険
・Office Home & Student 、Office 365 Home Premium をPCにセットして販売している場合は危険
・公式ショップと比べて価格が極端に安い場合は危険

【マイクロソフト公式】非正規品の Office にご注意ください。

「安物買いの銭失い」になるリスクの高い、新品で5万円以下のOffice付きPCはおすすめできません。

5万円以下で本当に選べるのは「中古パソコン」

では、どうしても予算が5万円以下しか出せない場合、どうすればいいのでしょうか?
結論から言うと、 中古パソコン が現実的な選択肢となります。

中古PCのメリットは以下の通りです。

  • 大手メーカー製PCを安く購入できる
    NEC、富士通、東芝、Lenovo、Dell、HP など、信頼性の高いメーカーのモデルを5万円以下で入手できます。
  • Office正規ライセンス付きが多い
    「Office Home & Business 2024」が付属した再生品が多く、安心して使えます。
  • 初期設定済みで届くケースが多い
    中古PCショップでは、Windowsの初期設定やOfficeの認証まで行って出荷してくれることが多いため、初心者でもすぐに使えます。

店舗でも選べる中古パソコン屋さん「パソコン市場」

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高品質な中古パソコンを激安販売【パソコン市場】

オフィス付き中古パソコンの探し方

現在販売されている機種は、トップページより少し下へスクロールしてショッピングにある「Office搭載PC」を選択しましょう。

【新品は危険?】5万円以下のOffice付きPCを買う前に知っておきたい落とし穴

参考機種

【新品は危険?】5万円以下のOffice付きPCを買う前に知っておきたい落とし穴
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情報等は更新される可能性があるため、詳細はリンク先をご確認ください

中古パソコンを選ぶ際のポイント

中古PCは新品と違い「状態の良し悪し」が重要になります。購入時に注意すべきポイントを整理しましょう。

① メーカーとモデルを確認する

なるべく 国内大手メーカー(NEC、富士通、東芝など)や世界的ブランド(Dell、HP、Lenovo) のモデルを選びましょう。これらのメーカーは堅牢性が高く、パーツの供給や修理も比較的安心です。

② CPUとメモリのスペック

  • CPUは Intel Core i5 以上(第8世代以降推奨)
  • メモリは 8GB以上(16GB推奨)
  • ストレージは SSD 256GB以上

この程度のスペックがあれば、Office作業やWeb閲覧、動画視聴なども快適にこなせます。

③ Officeの種類を確認する

「Office付き」と書かれていても、中には互換ソフトが入っているだけのケースがあります。必ず Microsoft製のOffice(Home & Business または Home) かどうかを確認してください。

④ 保証とサポート

中古PCショップによっては 30日〜1年の保証 をつけてくれるところもあります。万が一の故障に備えて、保証がある販売店から購入するのがおすすめです。

10万円前後のおすすめOffice付きPC

Office 2024 搭載 Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC

10~15万円前後(価格重視、初心者向け)

価格重視の場合、少なくともCPU:Corei3 / Ryzen3 以上、メモリ:8GB 以上を選びましょう。

価格重視価格重視富士通製17型大画面
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メーカーLenovo富士通ASUS
シリーズIdeaPad Slim 3FMV Lite WA1/J2Vivobook 17 X1704VA
型番82XM00UNJPFMVWJ2A15W_AZX1704VA-I5165WS
OSWindows 11 HomeWindows 11 HomeWindows 11 Home
CPUAMD Ryzen5 5625U Intel Core i5-1235UIntel Core i5 120U
メモリ16GB16GB16GB
ストレージ512GB SSD512GB SSD512GB SSD
画面サイズ15.6インチ15.6インチ17.3インチ
重さ1.62kg1.7kg3.2kg
Microsoft 365Microsoft 365 Basic(1年間無料)
オフィスOffice Home & Business 2024(プリインストール)
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
メーカー保証1年間1年間1年間
価格等は参考となりますので、最新情報はリンク先をご確認ください。

15万円~(中価格帯視)

Corei5 / Ryzen5、メモリ16GB以上であれば、ある程度の操作はストレスなく利用できます。

15~20万円Ryzen7 搭載AIタッチPCNEC高性能
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(yahoo)
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メーカーdynabookHPNEC
シリーズGA/ZYEnvy x360 14-faLAVIE N15R
型番W6GAZY7PCL9X2R2PA-AANJYS-1R725-N15R
OSWindows 11 ProWindows 11 HomeWindows 11 Home
CPUAMD Ryzen 7 7730UAMD Ryzen5 8640HSAMD  Ryzen7-7735U 
メモリ16GB16GB32GB
ストレージ512GB SSD512GB SSD1TB SSD
画面サイズ13.3インチ14インチタッチ15.6インチ
重さ956g1.39kg2.1kg
Microsoft 365Microsoft 365 Basic(1年間無料)
オフィスOffice Home & Business 2024(プリインストール)
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
メーカー保証1年間1年間1年間
価格等は参考となりますので、最新情報はリンク先をご確認ください。

一体型・デスクトップPC

Office 2024 付き デスクトップ & 一体型 PC最新おすすめ機種

一体型・デスクPC10万円以下コンパクトタワー27型大画面
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\149,800
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メーカーLenovoLenovoASUS
シリーズA100ThinkCentre M75qV400 AiO
型番F0J6001XJP-I12RRS5C300-IV470VAK-BPE041WS
A940WJ2
OSWindows 11 HomeWindows 11 HomeWindows 11 Home
CPUIntel N100AMD Ryzen5 8500GEIntel Core i5-13420H
メモリ16GB16GB16GB
ストレージ512GB SSD512GB SSD512GB SSD
画面サイズ23.8インチ別途必要27インチ
重さ4.3kg1.25kg約7.9kg
Microsoft 365Microsoft 365 Basic(1年間無料)
プリインストール版
オフィス
Office Home & Business 2024
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
メーカー保証1年間1年間1年間
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別々で買うなら、買い切り型 Office Home 2024

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買い切り版Officeは、1度購入すれば永続的にオフィスを利用でき長期的には安価に購入できます。

Microsoft 365 と Office 2024 の選び方と違い【どっちがいいの?】

プランの違い

比較Office Home
2024
Office Home & Business 2024Microsoft 365
Personal
購入方法買い切り(永続ライセンス)サブスク型
製品
イメージ
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参考価格¥31,023¥39,582\20,336/年間
ポイント買い切り型
Outlookなし
買い切り型
Outlookあり
OneDrive1TB
Officeあり
Office
インストール
ユーザー数1ユーザー(1アカウント)
インストール可能台数2台無制限
利用期間無制限(サポート期限:2029/10/9)年間更新
機能更新なし(セキュリティ更新のみ)
Windows
Mac
iOS/Android××
OneDrive××1TB
Word
Excel
PowerPoint
Outlook×
Access××
※Windowsのみ
価格等は参考となりますので、最新情報はリンク先をご確認ください。

Office Home & Business 2024

Office Home & Business 2024 を最安買い切りで購入する方法

まとめ

予算5万円以下でOffice付きパソコンを探すなら、 中古PCを賢く選ぶのが一番の近道 です。価格だけにとらわれず、安心して長く使える1台を手に入れましょう。

  • 新品で5万円以下のOffice付きPCは、ノーブランドや中華製が多くおすすめできない。
  • どうしても予算を抑えたいなら、中古パソコンが最適解。
  • 大手メーカー製で、Office正規ライセンス付き・保証ありのモデルを選ぶと安心。

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