Officeの買い方完全ガイド!価格・種類・お得な購入方法を徹底解説

.mdbや.accdbファイルとは?
Microsoft Accessは、ビジネスや公共サービスなどでも広く利用されているデータベース管理ソフトです。Accessで作成されたファイルは主に以下の2種類の拡張子で構成されます。
.mdb
拡張子「.mdb」ファイルは、Access 2003 以前の古いファイル形式です。
.accdb
拡張子「.accdb」ファイルは、Access 2007 以降の新しいファイル形式です。
Accessも使えるサブスクオフィス

.mdbや.accdbファイルを無料で開くには?
Microsoftが公式に提供している Accessランタイム(Access Runtime)という無料ツールを使えば、.mdb や .accdb ファイルを無料で開くことができます。
Accessランタイムとは?
Microsoftが無償で提供する「Access Runtime(アクセス ランタイム)」は、Accessで作成されたデータベースファイル(.mdb/.accdb)を無料で開いて利用するための専用ソフトウェアです
- 現行バージョン:Microsoft 365 Runtime
- 旧バージョン:Access 2016 Runtime
- 対応ファイル形式:.mdb、.accdb
Microsoft 365 Runtime と Access 2016 Runtime の違い
.mdbや.accdbを無料で開くためのAccess Runtime は、PCにインストールされているOfficeのインストール形式により異なります。
次の表を参考に、C2R形式の場合は「Microsoft 365 Runtime」、MSI形式の場合は「Microsoft Access 2016 Runtime」をインストールしましょう。
比較 | C2R形式 | MSI形式 |
---|---|---|
対応するRuntime | Microsoft 365 Runtime | Access 2016 Runtime |
バージョン | Microsoft 365 Office 365 Office 2024 Office 2021 Office 2019 ※Office 2013 以降 | Office 2016 以前 |
価格 | 無料 | 無料 |
インストール | インターネット経由で Officeをインストール | オフライン インストール可能 |
Access 2016 Runtime のインストール方法
Access 2016 Runtime を使用すると、PCに Access がインストールされていなくても、Access のデータベースアプリを配布・実行できます。
Access 2016 Runtime のインストール方法
次のURLより、言語を選択してソフトウェアをダウンロードします。

PCのビット数に合わせてチェックを入れ、ダウンロードします。

ブラウザのダウンロードフォルダより、ダウンロードしたファイルを実行します。

同意するにチェックを入れて、「続行」を選択します。

インストールが完了したことを確認します。


Microsoft 365 Runtime のインストール方法
Microsoft 365 Runtime を使用すると、PCに Access がインストールされていなくても、Access のデータベースアプリを配布・実行できます。
Microsoft 365 Runtime のインストール方法
次のURLより、言語を選択してソフトウェアをダウンロードします。
PCのビット数に合わせてチェックを入れ、ダウンロードします。

ブラウザのダウンロードフォルダより、ダウンロードしたファイルを実行します。


有料版との違い
無料でできること
- Accessで作成されたアプリケーションの実行
- データベースファイルの閲覧
- フォーム・レポートの表示
- クエリやボタンなどの実行
- 一部の操作による検索・レコード移動
無料ではできないこと
- テーブル・クエリのデザイン編集
- フォーム・レポートの構成変更
- 新しいデータベースの作成や構造の変更
- VBAの編集や新規コード追加
主な違い
比較 | Microsoft 365 Runtime | Access 2016 Runtime | Access 2024 |
---|---|---|---|
購入方式 | 無料 | 無料 | 永続(買い切り) |
パッケージ イメージ | Microsoft 365 Runtime | Access 2016 Runtime | ![]() |
参考価格 | 無料 | 無料 | \20,133 |
データの閲覧 | 〇 | 〇 | 〇 |
データの追加・編集 | × | × | 〇 |
テーブル・クエリの新規作成 | × | × | 〇 |
フォーム・レポート作成 | × | × | 〇 |
VBAによる開発・編集 | × | × | 〇 |
ナビゲーションウィンドウ利用 | × | × | 〇 |
リボンメニュー利用 | × | × | 〇 |

有料プランの検討
無料版のAccess ランタイム には機能の制限あります。ビジネスや業務ですべての機能が必要な場合は、有料版を検討しましょう。
有料版でできること
.mdbや.accdbファイルを無料で開くことができる「Access Runtime」 では、機能に次のような制限があります。
- テーブル・クエリのデザイン編集
- フォーム・レポートの構成変更
- 新しいデータベースの作成や構造の変更
- VBAの編集や新規コード追加
無料版と有料版の違い(Accessの利用)
比較 | Access Runtime | Access 2024 | Microsoft 365 Personal |
---|---|---|---|
購入方式 | 無料 | 買い切り | サブスク(定額) |
パッケージ イメージ | Access Runtime | ![]() | ![]() |
参考価格 | 無料 | \20,133 | ¥21,300(1年間) |
同時利用 | 制限なし | 2台 | 5台 |
Windows | 〇 | 〇 | 〇 |
Mac | × | × | × |
iOS | × | × | × |
Android | × | × | × |
Access | 〇 | 〇 | 〇 |
Word | × | × | 〇 |
Excel | × | × | 〇 |
PowerPoint | × | × | 〇 |
Outlook | × | × | 〇 |

① Access単体版(買い切りライセンス)
Microsoft 365 は、Excel や Word がセットでお得ですが、Accessだけ必要なら「単体版 Access 2024」が最も安く手に入れることができます。
Accessだけ購入するメリット
- Accessだけ必要なら、余計なソフトを買わなくていい。
- できるだけ安く、Accessだけ購入することができる。
- Windowsで2台まで使える。

② Microsoft 365 Personal(サブスクリプション)
Microsoft 365 Personal は、AccessやOfficeだけでなくOneDriveなどのクラウドサービスを常に最新の状態で利用できます。
サブスク版 Microsoft 365 Personal を最安で購入する方法
Microsoft 365 Personal 1年版|オンラインコード版
\21,300(1年間)
・Word
・Excel
・PowerPoint
・Outlook
・Access
・Publisher
・OneNote
・Clipchamp
・OneDrive1TB
対応OS:Windows/MacOS/iOS/Android
1ユーザー/何台でもインストール可能
同時起動5台まで
Microsoft 365 Personal は、こんな人におすすめ
Microsoft 365 Personal は、次のような方にオススメです。
- マイクロソフトのサブスクオフィスを最安で購入したい
- Officeのサポート終了期間を気にせず利用したい
- WindowsとMac、iPadとスマホなどデバイスを気にせずOfficeを共有したい
- 1TBのクラウドストレージでバックアップやデータ共有をしたい
- 1~2年、短期間だけオフィスを使う必要がある。
Microsoft 365 と Office 2024 の選び方と違い【どっちがいいの?】

オフィス付きPCのメリットとデメリット
メリット
- 手間がかからない 購入後すぐにOfficeを利用可能。インストールやライセンス認証の手間が少ない。
- コストが明確 PC本体とOfficeソフトがセットになっているため、別途購入する必要がない。
- 初心者向け 初めてPCを購入する人や、Officeの設定など詳しくない人に最適。
デメリット
- 選択肢が限定的 PCにプリインストールされているOfficeのバージョンや種類は基本的に選べない。
- ライセンスの制限 ライセンスはPC専用で他のPCへ移行できない。PC買い替え時には、新たな購入が必要。
- 価格の透明性 PC本体価格にOfficeが含まれているため、Office自体の正確な費用が分かりづらい。
Office 2024 付き Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC選び方
中古パソコンもオススメ
とにかく安くオフィス付きパソコンを手に入れたいなら、中古パソコンがおすすめです。
新品のオフィスソフトは3万円以上かかりますが、中古なら同じ予算でパソコン本体とオフィスがセットで手に入り、インストールやライセンス登録などの手間も軽減されます。
中古専門店では、スペックやバージョン、保証内容も比較できるので、用途に合った一台を選びやすいです。安さだけでなく、信頼できるショップで購入すれば安心して使えます。
店舗でも選べる中古パソコン屋さん「パソコン市場」
オフィス付き中古パソコンの探し方
現在販売されている機種は、左メニューの「用途、機能」より「ワード・エクセル搭載」を選択しましょう。

参考機種
情報は更新される可能性があるため、詳細はリンク先をご確認ください
まとめ
Accessファイル(.mdb / .accdb)を開く方法として、無料で開くだけならAccessランタイム、編集したいなら有料版Accessが必要です。
Accessファイルを受け取ったが中身が見られない…そんなときは、まずAccessランタイムをインストールして無料で中身を確認しましょう。
もし内容を編集したい場合や業務で継続利用する場合は、Microsoft Accessの有料プランを検討するのがベストです。
Accessだけ必要なら、単体版

サブスク版なら、Microsoft 365 Personal

Office付きWindows11のPCがお買い得
