【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方

【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方

Office 2024 / Microsoft 365 価格一覧

オフィスの最新バージョン「Office 2024」がプリインストールされたWindows 11搭載パソコンは、購入後すぐに作業に取り掛かれるため、非常に魅力的な選択肢です。

本記事では、Office 2024 が最初から入っていて、OSも最新バージョンという条件を満たしたプリインストール版オフィス付き Windows 11パソコン の選び方、そしておすすめモデルを徹底解説します。

Officeの買い方完全ガイド!価格・種類・お得な購入方法を徹底解説

目次

プリインストール版オフィス付きPCがおすすめな理由

まず、プリインストール版Office付きWindows 11のPCがなぜ選ばれるのか、そのメリットを押さえておきましょう。

1.購入後すぐにOfficeを利用できる

最大のメリットは、パソコンを購入してすぐにオフィス(Word、Excel、PowerPointなど)を利用できる点です。

別途Officeのライセンスを購入・インストールする手間や時間を省くことができます。新生活やビジネスなど急ぎでPCが必要な方には、大きな利点です。

プリインストール版 Office 2024 のライセンス認証方法(デジタルアタッチ版)

2.セットアップの手間が省ける

プリインストール(デジタルアタッチ)版は、パソコンの初期セットアップ時にOfficeのライセンス認証も完了しており、面倒なインストール作業やプロダクトキーの入力などが不要です。初心者の方でも安心してオフィスを使い始めることができます。

3.PCとバンドルによる特別価格

Windows 11 のパソコンとOfficeを別々に購入するよりも、セットで購入する方が一般的に割安です。メーカーや販売店によっては、キャンペーンやセールなどで、さらに魅力的な価格で提供している場合もあります。

4.Windows 11に最適!

最新のWindows 11環境でOffice 2024が最適に動作するように設計されているため、互換性やパフォーマンス面での心配がありません。Windows 11の新機能とOffice 2024の連携により、より快適な作業環境が実現します。

プリインストール版と買い切り型オフィスの違い

Windows 11 のパソコンとセットで購入できる「プリインストール版Office」と、「買い切り型Office」の主な違いは、ライセンスの形態と利用できる範囲にあります。

主な違い

「プリインストール版Office」と、「買い切り型Office」主な違いのまとめは、次の通りです。

オフィスの違いプリインストール版買い切り型
参考製品Office 2024Office 2024
イメージ【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方
参考価格PC価格に含まれる\31,023
ライセンス他のPCへ移行できない他のPCへ移行可能
購入方法PC購入費用に含まれる単体で購入
利用期間永続版に利用可能永続版に利用可能
バージョン購入したバージョンのみ購入したバージョンのみ
インストール台数購入したPC1台のみ2台
クラウド連携基本的になし基本的になし

プリインストール版 Office 2024

利用台数

プリインストール版のオフィスは、Windows11 の パソコンに最初からインストールされておりその1台専用のライセンスです。他のパソコンへ移行することはできません。

購入方法:

パソコンの購入費用に含まれているため、Office単体で購入するよりも割安になることが多いです。

バージョン

インストールされている時点のバージョンのみ利用できます。Office 2027 など新しいバージョンへの無償アップグレードは提供されません。

Office 2024 の延長サポート期限・終了はいつ?

クラウド連携

1TBのOneDriveやAIツールCopilot、Teamsなど、有料版のクラウドサービスは基本的に含まれません。

買い切り型 Office 2024

利用台数

買い切り型オフィスの最新版「 Office 2024 」は、1つのライセンスで2台のパソコンにインストールできます。

買い切り型オフィス Office 2024 の選び方

購入方法:

Officeのパッケージ(POSAカード)またはダウンロード(ライセンスコード)版を別途購入します。プリインストール版より価格が高くなる場合があります。

Office 2024 オンラインコード版のデメリットとパッケージ(POSAカード)版の違い

利用期間

一度購入すれば、そのバージョンを永続的に利用できます。

バージョン

購入したオフィスのバージョンのみ利用できます。Office 2027 など新しいバージョンへの無償アップグレードは提供されません。

Office 2024 の延長サポート期限・終了はいつ?

クラウド連携

1TBのOneDriveやAIツールCopilot、Teamsなど、有料版のクラウドサービスは基本的に含まれません。

Office付きパソコンの選び方

プリインストール版 Office 付きの Windows 11 パソコンですが、自分の使い方に合った一台を選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

1.パソコンのスペック

Officeソフトの利用だけでなく、必要な作業をイメージし必要なスペックを見極めましょう。

CPU

Officeの利用が中心であれば「Core i3」以上のCPU、動画編集やゲームなど負荷の高い操作をする場合は「Core i5」以上のCPUが推奨されます。

メモリ

複数のアプリケーションを同時に起動したり、大きなファイルを扱う場合は最低8GB以上、理想は16GB以上のメモリを搭載したPCを選ぶことを推奨します。

ストレージ

SSD: HDD (ハードディスク) に比べてデータの読み書き速度が格段に速く、パソコンの起動やアプリケーションの動作がスムーズになります。256GB以上を目安に、必要に応じて512GBや1TB以上のモデルも検討しましょう。

HDD: 大容量のデータを保存するのに適していますが、速度はSSDに劣ります。補助的なストレージとして搭載されている場合もあります。

ディスプレイ

サイズや解像度は、持ち運びやすさや作業効率に影響します。

サイズ: 13~14インチは持ち運びやすく、15~16インチは作業領域が広くなりますが筐体が大きくなります。用途に合わせて選びましょう。

解像度: フルHD (1920×1080) 以上が一般的ですが、より高精細な表示を求める場合はWQHD (2560×1440) 以上のモデルも検討しましょう。

グラフィック

Officeの利用が中心であればCPU内蔵グラフィックで十分ですが、画像編集や動画編集、ゲームなどを楽しみたい場合は、専用のグラフィックボードを搭載したモデルを選びましょう。

2.Officeのプランを選ぶ

Windows 11 のパソコンへプリインストールされている Office 2024 のプランには、「Home & Business」と「Home」があり、搭載されているアプリが異なります。

Amazonや楽天で販売される、一般向けのPCにプリインストールされるオフィスの多くは、Office 2024 Home & Business です。

機能の違い

「Home & Business」と「Home」の主な違いは、「Outlookの有無」です。なお、プリインストール版もPOSAカード版も同じです。

比較Office Home & Business 2024Office Home
2024
製品
イメージ
【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方
インストール台数購入した1台のみ
利用期間無制限(サポート期限に注意)
機能更新なし(セキュリティ更新のみ)
Word
Excel
PowerPoint
Outlook×
Access××
参考価格

Word/Excel/PowerPoint が必要なら Office Home 2024

Word / Excel / PowerPoint が必要なら「 Office Home 2024 」が最適なプランです。

Office Home 2024 は、次のような方にオススメです。

  •  Word/Excel/PowerPointが使いたい
  •  買い切りオフィスを出来るだけ安く購入したい
  •  メールソフトのOutlookは不要
  •  WindowsやMacでも使いたい
  •  インストールが必要なPCは2台以内 
  •  スマホやタブレットでは利用しない

Office Home 2024 を買い切り最安で購入する方法

Outlook も必要なら Office Home & Business

オフィスにOutlookが含まれる必要があるなら「 Office Home & Business 2024 」が最適なプランです。

Office Home & Business 2024 は、次のような方にオススメです。

  •  Word/Excel/PowerPointが使いたい
  •  メールソフトのOutlookも必要
  •  WindowsやMacでも使いたい
  •  インストールが必要なPCは2台以内 
  •  スマホやタブレットでは利用しない

Office Home & Business 2024を最安買い切りで購入する方法

3.パソコンの機能

基本スペックやOfficeのプランだけでなく、パソコンの機能も考慮して選ぶとより満足度の高い一台を見つけられるでしょう。

インターフェース

USBポートの数や種類(USB Type-A、USB Type-C)、HDMIポートの有無などを確認しましょう。マウスやプリンターなど周辺機器との接続に重要です。

バッテリー駆動時間

外出先で利用が多い方は、バッテリー駆動時間の長いモデルを選びましょう。

キーボードやタッチパッド

長時間作業する上で、キーボードの打ちやすさやタッチパッドの操作性は重要です。

セキュリティ

指紋認証や顔認証などのセキュリティ機能があると、より安全にパソコンを利用できます。

メーカーサポート

保証期間やサポート窓口の有無、評判なども確認しておくと安心です。

Windows 11 の予算はどのくらい?

プリインストール版Office付きパソコンを検討する上で、購入する予算を考慮し最適な一台を選びましょう。

安価なモデルでもOfficeの基本的な機能は利用できますが、スペックが低いと動作が遅くストレスを感じることもあります。

将来的な利用も見据えて、余裕を持った予算でWindows 11 のパソコンを検討することをおすすめします。

Windows 11 おすすめのモデル

リンク先の情報が更新されている場合がありますので、購入時には必ず詳細をご確認下さい。

【お手頃価格ノートパソコン】ASUS Vivobook 17 X1704VA

ASUS ノートパソコンスペック
イメージ【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方
参考価格\121,816
メーカー/シリーズ‎ASUS/Vivobook 17 X1704VA
OSWindows 11 Home
CPUIntel Core i5-1334U
メモリ16GB
ストレージ512GB SSD
画面サイズ17.3インチ
プリインストール版オフィスOffice 2024 Home & Business 2024
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
その他大画面
参考価格

【個人向けノートパソコン】HP 15-fd0043TU

HP ノートパソコンスペック
イメージ【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方
参考価格\137,000
メーカー/シリーズ‎日本HP‎/HP 15-fd0043TU
OSWindows 11 Home
CPUIntel Core i7-1355U(第13世代)
メモリ16GB
ストレージ512GB SSD
画面サイズ15.6インチ
プリインストール版オフィスOffice 2024 Home & Business 2024
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
その他マウス付き
参考価格

【Microsoft】Surface Laptop

Microsoft ノートパソコンスペック
イメージ
参考価格\199,000
メーカー/シリーズMicrosoft‎/‎Surface Laptop(第 7 世代)
EP2-18285
OSWindows 11 Home
CPUSnapdragon® X Plus
メモリ16GB
ストレージ512GB SSD
画面サイズ13.8インチ
プリインストール版オフィスOffice 2024 Home & Business 2024
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
その他タッチパネル AI
参考価格

【高性能タッチパネルノートパソコン】Envy x360 14-fa

HP ノートパソコンスペック
イメージ【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方
参考価格\227,000
メーカー/シリーズ‎日本HP‎/‎Envy x360 14-fa
9X2R3PA-AAPW
OSWindows 11 Home
CPUAMD ‎Ryzen 7
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
画面サイズ14インチ
プリインストール版オフィスOffice 2024 Home & Business 2024
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
その他2in1 コンバーチブル タッチパネル AI
参考価格

注意点

プリインストール版オフィス が付属したWindows 11 のパソコンを購入する際は、次の点に注意しましょう。

  • 必ず製品ページでOfficeのバージョンを確認しましょう。「Office付き」とだけ記載されている場合、古いバージョン(Office 2021 など)である可能性もあります。
  • Officeのエディション(Home & Business、Homeなど)は、ご自身の利用目的に合わせて確認しましょう。
  • 価格やキャンペーンは常に変動しますので、購入前に必ず最新の情報を確認してください。
    中古品やアウトレット品の場合、Officeのライセンスが付属していない、または利用済みである可能性もありますので、注意が必要です。

ヤフオクの激安Officeはなぜ安い?正規品の見分け方やプロダクトキー販売のからくり

サブスク型 Microsoft 365 もおすすめ

常に最新のソフトやクラウドサービス、スマホやタブレットでもオフィスが必要なら Mac向け サブスク型オフィス Microsoft 365 がオススメです。

Microsoft 365 が向いているケース

  • 短期間だけオフィスが必要
  • クラウドストレージが必要
  • Macのパソコンだけでなく、WindowsやMacやスマホ・タブレットでも使用したい

Microsoft 365 の比較

比較Microsoft 365 FamilyMicrosoft 365 Personal
ユーザー数1~6ユーザー1ユーザー
年額払い¥27,400(1年間)¥21,300(1年間)
パッケージ
イメージ
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参考価格

Microsoft 365 と Office 2024 の選び方と違い【どっちがいいの?】

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Office の買い方 完全ガイド

まとめ

2025年は「Office 2024×Windows 11」で快適パソコンライフを!

プリインストール版 Office 2024 付きWindows 11 パソコンは、購入後すぐにオフィスを利用できるだけでなく、Windows 11との連携により快適な作業環境を提供してくれます。しかし、自分の使い方に合った一台を選ぶためには、パソコンの基本スペック、Officeエディションの種類、その他の機能などをしっかりと確認することが重要です。

本記事で紹介した選び方のポイントを参考に、あなたにとって最適な一台を見つけ、Office 2024とWindows 11を最大限に活用して、より快適で効率的なパソコンライフを送ってください。新しいパソコンが、あなたの可能性を広げる力強いパートナーとなることを願っています。

プリインストール版オフィス付き Windows 11 パソコン

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