Office 2024 / Microsoft 365 製品価格一覧

Office2024 全体的な新機能と改善点

個別アプリの改善点に加えて、Office 2024 全体にも次のような新機能と改善点があります。
クラウド連携の強化
Microsoft 365 ユーザーとのファイル共有や共同編集がスムーズになり、OneDriveとの統合が改善されファイルのバックアップや復元が容易になりました。
OpenDocument Format (ODF) 1.4 のサポート
OpenDocument Format (ODF) 1.4 がサポートされ、互換オフィスとの相互利用がしやすくなりました。

アクセシビリティ リボンの導入
アクセシビリティ対応ツールが1か所にまとめられた「アクセシビリティ リボン」が新たに導入され、視覚障害のあるユーザーや他の障害を持つユーザーに配慮した文書の作成が容易になりました。
また音声入力機能が改善され、より正確な文字起こしが可能になりました。

セッション回復機能の強化
アプリケーションのフリーズやクラッシュ時に、作業中のセッションを自動的に回復する機能が追加されました。これにより、予期せぬトラブルによるデータ損失のリスクが軽減されます。
モバイルデバイスからの画像挿入
モバイルデバイスから直接画像を挿入できるようになり、作業の効率が向上しました。

Excel 2024 の新機能と変更点
Excel 2024 では、データ分析と可視化の機能が大幅に強化され、より高度なデータ処理が可能になりました。

IMAGE関数の追加
新たに「IMAGE 関数」が追加され、セル内に直接画像を挿入できるようになりました。
これにより、在庫リストや従業員情報など、データの視覚化が容易になり、スプレッドシートの情報伝達力が向上します。

・画像に代替テキストを追加
・セル内の画像を移動・サイズ変更
・画像を含むデータの並べ替えやフィルタリング
・Excel テーブル内での画像操作
動的なグラフとチャート
Excel 2024では、動的配列を使用した動的グラフ作成が可能になりました。
これにより、データの変更に応じてグラフが自動的に更新され、より柔軟なデータ視覚化が実現します。
- データの変化に合わせて自動的に更新される動的なグラフやチャートを作成できます。
- 動的配列を使用したグラフ作成が可能になり、より柔軟なデータ可視化が実現します。
Power QueryとPower Pivotの強化
外部データソースからのデータ取り込みや、大規模なデータ分析がより効率的に行えるようになりました。
パフォーマンスの向上
複数のブックを同時に開いた際のパフォーマンスが向上し、より快適に作業を進められます。
アクセシビリティの向上
アクセシビリティリボンが追加され、より多くのユーザーが利用しやすくなりました。
また、パフォーマンスをチェックする機能が追加され、問題点の早期発見と解決をサポートします。
AI機能の強化(Copilot)
Excel 2024では、AIツール Copilot を活用した機能がさらに強化されています。
- AIによるシートの自動生成:レイアウトとスタイルを自動的に生成
- AIによるデータの自動分析:グラフや表を自動作成
- AIによる予測機能:データを分析し、将来の予測を行う
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Word 2024 の新機能と変更点
Word 2024 では、文書作成と編集の効率化を図るため、次の機能追加と改善が行われています。

コラボレーション機能の向上
リアルタイムでの共同編集がさらにスムーズになり、複数人での作業が効率的に行えます。
また、変更履歴の追跡機能が改善され、誰がどのような変更を加えたかを容易に把握できます。
デザイン機能の強化
新しいテンプレートやスタイルが追加され、より洗練された文書を作成できます。
また画像の編集機能が強化され、文書内で画像をより柔軟に扱うことができます。
Likeリアクション機能
新たに導入されたLikeリアクション機能により、コメントに対して「いいね」をつけることができるようになりました。
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PowerPoint 2024 の新機能と変更点
PowerPoint 2024 は、プレゼンテーション作成の柔軟性と表現力を高めるため、次の機能を追加しています。

カメオ機能の強化
「カメオ」機能が強化され、ライブカメラの映像をスライドに直接挿入できるようになりました。
これにより、プレゼンターの映像を組み込んだ、よりインタラクティブなプレゼンテーションが可能となります。

・レコーディングスタジオでのビデオ作成機能
・カメオ機能の強化 – プレゼンターの映像をスライドに挿入可能
・クローズドキャプションの追加機能
レコーディング スタジオの導入
「レコーディング スタジオ」を活用して、ナレーション、アニメーション、トランジション、ペン入力を含むプレゼンテーションを記録し、ビデオとしてエクスポートすることが可能になりました。
これにより、オンデマンドのプレゼンテーション共有が容易になりました。
クローズドキャプションの追加機能
挿入したビデオや音声にクローズドキャプションを追加することで、聴覚障害のあるユーザーや異なる言語を話すユーザーにもアクセスしやすいコンテンツを提供できます。
プレゼンタービューの強化
発表者がよりスムーズにプレゼンテーションを行えるように、プレゼンタービューが改善されました。
Microsoft Streamの埋め込み
SharePointを介してMicrosoft Streamのビデオを埋め込むことができるようになり、組織内のビデオコンテンツをより効果的に活用できるようになりました。
Outlook 2024 の新機能と変更点
Outlook 2024は、メール管理とコミュニケーションの効率化を図るため、次の機能強化が行われています。

検索機能の強化
新しい検索機能により、メール、ファイル、予定などの探したい情報を簡単に素早く見つけることができます。これにより、必要な情報へのアクセスが迅速化され、業務効率が向上します。
アクセシビリティ リボンの導入
Outlookでも「アクセシビリティ リボン」が導入され、アクセシビリティ対応のメールを簡単に作成できるようになりました。これにより、すべての受信者にとって理解しやすいメールを送信できます。
スケジュール管理機能の強化
会議のスケジュール調整や、タスク管理がより効率的に行えるようになりました。
また会議作成のための追加オプションが追加され、会議の長さに応じて自動的に短縮することで、通話の合間に休憩時間を確保することが可能になりました。
セキュリティの向上
フィッシング詐欺やマルウェアなどの脅威からユーザーを保護するためのセキュリティ機能が強化されました。
Access 2024 の新機能と変更点
Access 2024では、データベース管理の効率性を高めるための機能が強化されています。

Power Platform連携の強化
Access 2024では、Power Platformを使用したDataverseコネクタが正式にサポートされるようになり、クラウドベースのストレージとの連携が強化され、より柔軟なデータ管理が可能になりました。
SQL編集機能の強化
SQLクエリの作成や編集がより効率的に行えるようになりました。
新しいフォームデザインツール
データベース作成を容易にするための、新しいテンプレートやウィザードが追加されました。
オートコンプリートコントロール
データ入力を大幅に簡略化できる「オートコンプリートコントロール」機能が搭載されました。
ワンクリックフォーム・レポート作成
ワンクリックでフォームやレポートを自動作成する機能が追加されました。
高速データ移行
Excel、SharePoint、ODBC、既存のAccessデータベースから高速データ移行し、新しいAccessデータベースを迅速に作成することが可能になりました。
タッチ操作対応
対応デバイスでのタッチ操作が可能になりました。
Mac向け Office2024 の新機能と改善点
Mac向け Office 2024 では、マルチタッチトラックパッド または マジックマウス の左スワイプおよび右スワイプのジェスチャーをカスタマイズできるようになりました。
Mac用 Magic Trackpad

Mac用 Magic Mouse

その他、Mac向け Office 2024 に追加・改善された主な機能は次の通りです。
新しいOfficeテーマの導入
Fluent Designの原則に基づいた新しいテーマにより、Mac上でより自然で一貫性のあるユーザーエクスペリエンスを提供します。
これらの機能により、Mac上での Office 2024 の操作性が向上し、生産性の改善が期待できます。

Office 2024 プランの選び方
Office 2024 には、「 Office Home 2024 」「 Office Home & Business 2024 」と2つのプランがあり、それぞれを選ぶポイントは次の通りです。
① Word/Excel/PowerPoint が必要なら Office Home 2024
Word / Excel / PowerPoint が必要なら「 Office Home 2024 」が最適なプランです。
Office Home 2024 は、次のような方にオススメです。
- Word/Excel/PowerPointが使いたい
- 買い切りオフィスを出来るだけ安く購入したい
- メールソフトのOutlookは不要
- WindowsやMacでも使いたい
- インストールが必要なPCは2台以内
- スマホやタブレットでは利用しない

Office Home 2024 を買い切り最安で購入する方法【最新オフィスホーム】
② Outlook も必要なら Office Home & Business
オフィスにOutlookが含まれる必要があるなら「 Office Home & Business 2024 」が最適なプランです。
Office Home & Business 2024 は、次のような方にオススメです。
- Word/Excel/PowerPointが使いたい
- メールソフトのOutlookも必要
- WindowsやMacでも使いたい
- インストールが必要なPCは2台以内
- スマホやタブレットでは利用しない

Office Home & Business 2024を最安買い切りで購入する方法
③ Access 2024 も必要

単品アクセスだけ最安買い切りで購入する方法【最新Microsoft Access 2024】
Office 2024 の比較
買い切りオフィスの比較は次の通りです。特定のソフトのみ必要な場合は、単体版を購入した方がお得です。
Office 2024 / Microsoft 365 製品価格一覧
Office 2024 プランの違い
比較 | Office Home 2024 | Office Home & Business 2024 | Excel 2024 |
---|---|---|---|
買い方 | 買い切り(永続ライセンス) | ||
製品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
参考価格 | ¥31,023 | ¥39,582 | \20,336 |
ユーザー数 | 1ユーザー(1アカウント) | ||
インストール可能台数 | 2台 | ||
利用期間 | 無制限(サポート期限に注意) | ||
機能更新 | なし(セキュリティ更新のみ) | ||
Windows | 〇 | 〇 | 〇 |
Mac | 〇 | 〇 | 〇 |
iOS/Android | × | × | × |
OneDrive | × | × | × |
Word/Excel | 〇 | 〇 | Excelのみ |
PowerPoint | 〇 | 〇 | × |
Outlook | × | 〇 | × |
OneNote | 〇 | 〇 | × |
Access Publisher | × | × | × |
サブスク型 Microsoft 365 の選び方
常に最新のソフトやクラウドサービス、スマホやタブレットでもオフィスが必要なら Mac向け サブスク型オフィス Microsoft 365 がオススメです。
Microsoft 365 が向いているケース
- 短期間だけオフィスが必要
- クラウドストレージが必要
- Macのパソコンだけでなく、WindowsやMacやスマホ・タブレットでも使用したい

Microsoft 365 の比較
比較 | Microsoft 365 Family | Microsoft 365 Personal |
---|---|---|
ユーザー数 | 1~6ユーザー | 1ユーザー |
年額払い | ¥27,400(1年間) | ¥21,300(1年間) |
パッケージ イメージ | ![]() | ![]() |
Microsoft 365 と Office 2024 の選び方と違い【どっちがいいの?】

まとめ
Excelの高度なデータ分析機能、Wordの効率的な文書作成機能、PowerPointの表現力豊かなプレゼンテーション機能、Outlookの効率的なコミュニケーション機能、Accessの効率的なデータベース管理機能など、それぞれのアプリケーションが持つ強みがさらに強化されました。
Office 2024は、ビジネスシーンから日常利用まで、幅広い場面で活躍する強力なツールとなるでしょう。
Outlookが不要なら Office Home 2024

Outlookが必要なら Office Home & Business 2024
