Officeの買い方完全ガイド!価格・種類・お得な購入方法を徹底解説

Office 2024 付き Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC選び方
サポートが終了したOfficeを使い続けるリスク
Officeの「サポート終了」とは、マイクロソフトがそのバージョンに対するセキュリティ更新プログラムや技術サポートの提供を停止することを意味します。
見た目には何も変わらず、WordやExcelを普通に起動できます。しかし、そこには次のような見えない大きなリスクが潜んでいます。
Office 2021 の延長サポート期限・終了はいつ?【オフィス満了】
ウイルス感染やマルウェアの被害
特にOfficeはメール添付ファイルやインターネットリンクと連携する機会が多く、ウイルス感染の入り口になりやすいソフトウェアです。WordやExcelのマクロ機能などを悪用されると、感染が拡大しやすくなります。
個人情報や機密情報の漏えい
脆弱なOfficeを使い続けると、パスワードや顧客データ、社内資料などが外部に漏洩するリスクがあります。個人利用でもクレジットカード情報やアカウント情報が狙われ、フィッシング詐欺などにも繋がります。
ビジネス上のトラブル
企業や法人など、ビジネス上のセキュリティリスクには注意が必要です。
- 取引先や顧客への漏えい
顧客情報の流出で信用が低下し、損害賠償請求の可能性も発生します。 - コンプライアンス違反
業界規制や法令順守が求められる場合、サポート切れソフト利用は違反行為となる場合があります。 - 互換性
新しいOfficeとのファイル互換性、機能制限が発生し共同作業の障害になる場合があります。
テクニカルサポートが受けられない
トラブル発生時もMicrosoftからの技術サポートは一切受けられません。自力での解決が困難な状況に陥るリスクがあります。
最新オフィス、Office Home 2024

Office のサポート期間 一覧
買い切り Office にはバージョンごとに サポート期限 が定められています。
製品名 | 発売日 | メインサポートの終了 | 延長サポートの終了 |
---|---|---|---|
Office 2027(予測) | 2027年10月上旬? | 2032年10月前後? | – |
Office 2024 | 2024年10月2日 | 2029年10月9日 | なし |
Office 2021 | 2021年10月5日 | 2026年10月13日 | なし |
Office 2019 | 2018年9月24日 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
Office 2016 | 2015年9月22日 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Office 2013 | 2013年1月19日 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
Office 2010 | 2010年7月5日 | 2015年10月13日 | 2020年10月13日 |
Officeの買い方完全ガイド!価格・種類・お得な購入方法を徹底解説
ご利用中のオフィスを確認し、サポート期限が終了する前に 最新の買い切りオフィス や サブスクオフィスへ入れ替えましょう。
最新買い切り版 Office Home 2024

各Office製品のライフサイクル

サポート終了前に更新がおすすめ
Officeのサポート終了を迎える前に、次のいずれかの方法で最新版へ移行しましょう。
Officeを最新版にアップグレード/バージョンアップする方法
① 最新Officeへ更新
1台でじっくり使いたい方には買い切り版オフィスが最適。Word、Excel、PowerPointなどが一度購入するだけで永続的に利用できます。
- メリット
毎年の支払いが不要で永続的に利用可能
他のPCへ移行が可能 - デメリット
基本的に新機能など追加されない
バージョンアップは有料で、ソフトの入れ直しが必要
Microsoft Office Home 2024(最新 永続版)|オンラインコード版|買い切り版
・Word 2024
・Excel 2024
・PowerPoint 2024
・OneNote 2024
対応OS:Windows/MacOS
永続版/2台まで利用可能、商用利用可
更新方法
Office 2024 に更新する流れは次の通りです。
- 古いOfficeをアンインストール
- Office 2024 を購入してプロダクトキーを取得
- Microsoftアカウントへログイン(アカウントがなければ無料で新規登録)
- プロダクトキーを登録してソフトをダウンロード
- ソフトをPCへインストール
- インストールしたオフィスを起動し、再度ログインを行いライセンス認証
Office 2024 のダウンロードとインストール方法【 Home / Home & Business 】
Outlookが不要なら、Office Home 2024

Outlookが必要なら、Office Home & Business 2024

② サブスクリプション版 Microsoft 365 へ更新
複数台の端末利用や、常に最新版のオフィスを使いたい場合はサブスクリプション版がオススメ。
- メリット
常に最新の機能を利用でき、契約期間内のバージョンアップは無償
他のPCへ移行が可能
OneDriveやTeamsなどクラウドサービスを利用可能 - デメリット
不要なアプリや機能があっても価格は一定
長期利用は、割高になる可能性もあり
常に継続的な費用が発生
サブスク版 Microsoft 365 Personal を最安で購入する方法
Microsoft 365 Personal 1年版|オンラインコード版
\21,300(1年間)
・Word
・Excel
・PowerPoint
・Outlook
・Access
・Publisher
・OneNote
・Clipchamp
・OneDrive1TB
対応OS:Windows/MacOS/iOS/Android
1ユーザー/インストール台数は無制限
同時起動5台まで、商用利用可
更新方法
Microsoft 365 に更新する流れは次の通りです。
- 古いOfficeをアンインストール
- Microsoft 365 を購入してプロダクトキーを取得
- Microsoftアカウントへログイン(アカウントがなければ無料で新規登録)
- プロダクトキーを登録してソフトをダウンロード
- ソフトをPCへインストール
- インストールしたオフィスを起動し、再度ログインを行いライセンス認証
Microsoft 365 Personal と Family のダウンロードとインストール方法
個人で使うなら、Microsoft 365 Personal

2名以上で割安、Microsoft 365 Family

③ Office付きパソコン

Office付きのPCは、オフィスとPCを別々で購入するより比較的安価に手に入れることができます。
【プリインストール版 Office 2024 付き】Windows11搭載パソコンの失敗しない選び方
オススメはこれ!

Office付きパソコン がオススメな方
「 Office 付きパソコン 」は次のような方にオススメです。
- 新しいPCを購入予定で、すぐにOfficeを利用したい方。
- PCとOfficeをセットで揃えたい初心者の方。
- ライセンスの選び方やインストールなど、面倒なことはしたくない方
Office 2024 付き Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC選び方
Office付きパソコン のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
パソコンとOfficeを一度に揃えられる | PCを買い替えるとOfficeが使えなくなる |
別途購入するより割安なことが多い | Officeのエディションが限定されている |
面倒なインストール作業が簡単 | Officeの正確な費用が分かりづらい |
Office付きパソコンおすすめ機種
Office 2024 搭載 Windows 11 パソコンのメーカー別おすすめPC
10万円台のモバイルノートPC
10万円台 | コスパ重視 | 高スペックモバイル | Surface Laptop |
---|---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
参考価格 | \126,490 +3,794pt(amazon) | \148,500 +2,834pt(yahoo) | \192,959 +3,859pt(amazon) |
メーカー | HP | dynabook | Microsoft |
シリーズ | Pavilion Aero 13-bg | GA/ZY | Surface Laptop |
型番 | A17X7PA-AAGN | W6GAZY7PCL | EP2-18284 |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Pro | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 5 8640U | AMD Ryzen 7 7730U | Snapdragon X Plus |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD |
画面サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ | 13.8インチタッチ |
重さ | 990g | 956g | 1.34kg |
オフィス | Office Home & Business 2024(プリインストール版) | ||
Word | ○ | ||
Excel | ○ | ||
PowerPoint | ○ | ||
Outlook | ○ | ||
メーカー保証 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
20万円台のモバイルノートPC
20万円台 | AIパソコン | 軽量タッチパネル | 国内メーカー軽量 |
---|---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
参考価格 | \230,673 +6,920pt(amazon) | \224,980 +13,474pt(楽天) | \246,400 +4,704pt(yahoo) |
メーカー | ASUS | 富士通 | dynabook |
シリーズ | Zenbook SORA | FMV LIFEBOOK UH | RZ/MY |
型番 | UX3407RA-HA32570BES/A | RK_WU3J3_A014 | W6RZMY7PAL |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen7 8840HS | InIntel Core i7 1360P | Intel Core Ultra 7 |
メモリ | 32GB | 16GB | 32GB |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD | 1TB SSD |
画面サイズ | 14インチタッチ | 13.3インチ | 14インチ |
重さ | 980g | 998g | 899g |
オフィス | Office Home & Business 2024(プリインストール版) | ||
Word | ○ | ||
Excel | ○ | ||
PowerPoint | ○ | ||
Outlook | ○ | ||
メーカー保証 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
Office と Microsoft 365 の違い
サブスクリプション型と買い切り版の比較は次の通りです。Excelだけ必要な場合は単品版もオススメです。
Microsoft 365 と Office 2024 の違い【プランの比較/どっちがいい?】
買い切り版とサブスク版の比較
買い切り型オフィス「 Office 2024 」と、サブスク型オフィス「 Microsoft 365 」、単体製品の主な違いは次の通りです。
比較 | Microsoft 365 Personal | Office Home 2024 | Microsoft Excel 2024 |
---|---|---|---|
購入方法 | サブスク(定額) | 買い切り(永続) | |
パッケージ イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
参考価格 | ¥21,300(1年間) | \31,023 | \20,336 |
更新 | 常に最新 バージョンへ更新 | バグ修正やセキュリティ更新のみ | バグ修正やセキュリティ更新のみ |
インストール台数 | 無制限 | 2台 | 2台 |
同時起動 | 5台 | 2台 | 2台 |
ポイント | スマホやタブレットも使える今後の主流 | 買い切りで使える これまでの主流 | 必要なソフトだけ 買い切りで購入 |
Windows/Mac | 〇 | 〇 | 〇 |
iOS/Android | 〇 | × | × |
OneDrive | 〇 (1TB) | × | × |
Word/Excel PowerPoint | 〇 | 〇 | ※単体製品のみ |
Outlook | 〇 | × | × |
Access | 〇 | × | × |
買い切り型 Office 2024 がオススメな人
買い切り型 Office 2024 は、次のような方にオススメです。
- オフィスを3年以上利用したい
- ソフトに機能が多すぎると使いにくい
- PCのインストールは、2台まででよい
- スマホやタブレットでは利用しない
【買い切りオフィスの選び方】 Microsoft Office 2024 の比較
サブスク版 Microsoft 365 がオススメな人
サブスク型オフィス Microsoft 365 は次のような方にオススメです。
- 常に最新版のオフィスを使いたい
- インストールしたいPCが多い
- スマホやタブレットでもオフィスを使いたい
- クラウドストレージ(OneDrive)を利用したい
- AI機能として Copilot を活用したい
- 初期コストを抑えたい
- 1~2年程度、短期間だけOfficeを使いたい
サブスク型オフィス Microsoft 365 プランの比較と選び方
サブスクなら Microsoft 365 Personal
常に最新のソフトやクラウドサービス、スマホやタブレットでもオフィスが必要なら Mac向け サブスク型オフィス Microsoft 365 がオススメです。
Microsoft 365 が向いているケース
- 短期間だけオフィスが必要
- クラウドストレージが必要
- Macのパソコンだけでなく、WindowsやMacやスマホ・タブレットでも使用したい

Microsoft 365 の比較
比較 | Microsoft 365 Family | Microsoft 365 Personal |
---|---|---|
ユーザー数 | 1~6ユーザー | 1ユーザー |
年額払い | ¥27,400(1年間) | ¥21,300(1年間) |
パッケージ イメージ | ![]() | ![]() |
Microsoft 365 と Office 2024 の選び方と違い【どっちがいいの?】コスパ重視なら、オフィス付き中古パソコン
とにかく安くオフィス付きパソコンを手に入れたいなら、中古パソコンがおすすめです。
新品のオフィスソフトは3万円以上かかりますが、中古なら同じ予算でパソコン本体とオフィスがセットで手に入り、インストールやライセンス登録などの手間も軽減されます。
中古専門店では、スペックやバージョン、保証内容も比較できるので、用途に合った一台を選びやすいです。安さだけでなく、信頼できるショップで購入すれば安心して使えます。
店舗でも選べる中古パソコン屋さん「パソコン市場」
オフィス付き中古パソコンの探し方
現在販売されている機種は、左メニューの「用途、機能」より「ワード・エクセル搭載」を選択しましょう。

参考機種
情報は更新される可能性があるため、詳細はリンク先をご確認ください
まとめ
「まだ動くから」「費用を抑えたいから」とサポート終了Officeを使い続けるのは、ウイルス感染や情報漏えいなど見えないリスクの可能性が上がります。
安全・安心にOfficeを利用し続けるには、「サポート期間を守りこまめにバージョンアップ」することが最大の防御策です。必要に合ったOfficeプランを選び、常に最新で安全な環境を保ちましょう。
買い切り型なら、Office Home 2024

サブスク版なら、Microsoft 365 Personal

Office付きWindows11のPCがお買い得
