Office 2024 / Microsoft 365 製品価格一覧

ターゲットユーザーと主な特徴
Microsoft 365 Business Standard と Microsoft 365 Apps for Business は、どちらもMicrosoftが提供するビジネス向けのサブスクリプションサービスですが、含まれる機能や対象となるユーザー層が異なります。
Microsoft 365 PersonalとMicrosoft 365 Family の違い【一人で使う】
それぞれの特徴は、次をご参考下さい。
Microsoft 365 Business Standard
サブスク版 Microsoft 365 Business を最安で購入する方法
Microsoft 365 Business Standard 1年版|オンラインコード版
\18,576(1年間)
・Word
・Excel
・PowerPoint
・Outlook
・Access
・OneNote
・Clipchamp
・OneDrive1TB
・Exchange Online
・SharePoint
対応OS:Windows/MacOS/iOS/Android
1ユーザー/何台でもインストール可能
同時起動5台まで
Microsoft 365 Apps for business
Microsoft 365 Apps for Business
\14,832(1年間/1ユーザー)
・Word ・Excel ・PowerPoint
・Outlook ・OneDrive 1TB
対応OS:Windows/MacOS/iOS/Android
PC5台/スマホ・タブレット5台までインストール可
1ユーザーごと同時起動5台
主な比較
Microsoft 365 Apps for Business には、SharePoint や 有料版のTeams が含まれておらず、アカウントの管理方法と購入方法に大きな違いがあります。
法人でも個人で利用するなら Microsoft 365 Business Standard 、複数名まとめて購入するなら Microsoft 365 Apps for Business が効率的です。
Microsoft 365 Business Standard は、Amazonや楽天などネットショップで気軽に購入できますが、Microsoft 365 Apps for Business は、Microsoftの公式サイトか代理店経由の購入が必要となります。
Microsoft 365 と Office 2024 の違い
Microsoft 365 Business Standard と Microsoft 365 Apps for Businessの比較
それぞれを比較して、利用できるアプリや機能の違いは次の通りです。
※買い切り型 Office 2024 は参考として
比較 | Microsoft 365 Business Standard | Microsoft 365 Apps for business | Office Home & Business 2024 |
---|---|---|---|
買い方 | サブスク | サブスク | 買い切り |
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
参考価格 | ¥18,576 | ¥14,832 | ¥39,582 |
ライセンス管理機能 | Microsftアカウント (個別) | Microsoft365 管理センター | Microsftアカウント (個別) |
契約期間 | 1年間 | 1年間 | 永続 |
ユーザー数 | 1名 | 1名 | 1名 |
インストール台数 | 5台 | 各5台 | 2台 |
同時起動 | 5台 | 5台 | 2台 |
アップグレード | 〇 | 〇 | × |
Windows/Mac | 〇 | 〇 | 〇 |
iOS/Android | 〇 | 〇 | × |
OneDrive | 1TB | 1TB | × |
Word/Excel PowerPoint Outlook | 〇 | 〇 | 〇 |
Access | 〇 | 〇 | × |
Copilot | 〇 | アドイン | × |
Teams | 〇 | × | × |
SharePoint | 〇 | × | × |
Exchange Online | 〇 | × | × |
【参考記事】Microsoft 365 Family は商用利用できる?
個人で購入できるか?
Microsoft 365 Business Standard
- ビジネス向けのプランですが、個人での購入が可能です。
- Microsoft 公式サイトや家電量販店、オンラインストアなどで購入できます。

Microsoft 365 と Office 2024 の違い
Microsoft 365 Apps for business
Microsoft 365 Apps for Business は法人向けのプランですが、個人でも購入できます。
ただし、購入方法や場所が限られていますので注意が必要です。
- ビジネス向けのプランですが、個人事業主やフリーランスの方も購入可能です。
- Microsoft 公式サイトや Microsoft の販売パートナーから購入できます。
- 使える機能は限定されますが、Microsoft 365 Personal よりも安価に契約できます。
- Amazonや楽天など、ネットショップでは購入できません。
個人がApps for Businessを購入する場合、Microsoftの公式サイトから購入するのが最も簡単です。
「職場・学校アカウント」を作成する必要がありますが、会社名がない場合は個人名でも登録も可能です
【一般法人向け】Microsoft 365 Apps for business
選び方のポイント
Microsoft 365 Business Standard と Microsoft 365 Apps for Business を選ぶポイントは次の通りです。
- 必要な機能:メールやクラウドストレージ、オンライン会議などの機能も必要かどうか
- 利用シーン:オフィスでの利用が中心か、外出先での利用も多いか
- 予算:どちらのプランが予算に合っているか
Microsoft 365 と Office 2024 の違い
Microsoft 365 Business Standard は、ネットショップで手軽に入手
サブスク版 Microsoft 365 Business を最安で購入する方法
Microsoft 365 Business Standard が適している方
Microsoft 365 Business Standard は、従来のオフィスアプリに加えてビジネスで使えるクラウドサービスが含まれ、商用利用も可能です。
- メールやクラウドストレージ、オンライン会議など、ビジネスに必要なツールを幅広く利用したい場合
- チームでの共同作業やコミュニケーションを円滑に進めたい場合
- 外出先でもOfficeアプリケーションやクラウドサービスを利用したい場合
- ビジネス用メールアドレスが必要(@自社ドメインのメールアドレスを使いたい)
- SharePointを活用したファイル管理・共有をしたい
- リモートワークを導入している、または検討している
【参考記事】Microsoft 365 Family は商用利用できる?

Microsoft 365 Business Standard のデメリット
Microsoft 365 Business Standard を利用するには、ユーザーごとに無料のアカウントを作成する必要があります。
各種設定の変更は、その都度アカウントを切り替える必要があるので管理者は面倒です。
Microsoft 365 Apps for Business はライセンス管理が楽
Microsoft 365 Apps for Business が適している方
Microsoft 365 Apps for Business は、アカウント管理サービス「Microsoft管理センター」を利用できます。
- 基本的にOffice アプリのみ利用したい場合
- すでに別のメールサービスやクラウドストレージを利用している場合
- コストを抑えてクラウド側のOfficeを利用したい場合
- Microsoft Teamsを使う予定がない(ZoomやGoogle Meetを利用している)
- 個人事業主やフリーランスで、単独で作業することが多い
Microsoft管理センターを利用すると、ライセンスの適用や無効化、クラウドサービスの設定変更などを管理者が簡単に操作できます。管理するアカウントが多くなるほど、効率的に管理できます。

Microsoft 365 PersonalとMicrosoft 365 Family の違い
その他、オススメな点は次の通りです。
- ビジネス向けプランですが、個人事業主やフリーランスの方も購入可能
- Microsoft の販売パートナーより購入することで、請求書払いに対応
- 販売代理店による導入や移行に関するサポートを受けることができる
- 動画作成アプリ「Microsoft Clipchamp」やセキュリティ機能は不要
Microsoft 365 Apps for Business のデメリット
Microsoft 365 Business Standard のみ含まれる機能
Microsoft 365 Business StandardはMicrosoft Teamsを利用できるため、チーム内のコミュニケーションをスムーズに行えます。特に、リモートワークやハイブリッドワークを導入している企業には不可欠なツールです。
Microsoft 365 Apps for BusinessにはTeamsやSharePointが含まれていないため、ファイル共有やオンライン会議をMicrosoft内のサービスで完結させることができません。
Microsoft 365 と Office 2024 の違い
動画編集ソフト「Microsoft Clipchamp」
数百種類のテンプレートより映像やテキスト、ロゴを入れてカスタマイズするだけでプロ顔負けの動画を製作することができる「Clipchamp」の有料版を利用することができます。

コミュニケーションツール「Microsoft Teams」
どこにいてもチーム メンバーと同じ場所で行うようにコミュニケーションをとったり、情報を共有したり、共同で作業したりすることをサポートできる「Microsoft Teams」の有料版を利用することができます。

Exchange Online
一方で、Microsoft 365 Apps for Businessにはメールホスティング機能が含まれていないため、既存のメールサービス(GmailやYahoo!メールなど)を引き続き使用するか、別途Exchange Onlineプランを契約する必要があります。

Microsoft 365 と Office 2024 の違い
アカウントの管理
Microsoft 365 Personal は個別にアカウントを作成する必要がありますが、Microsoft 365 Apps for Business は、「Microsoft管理センター」で簡単にアカウントの追加や削除を行うことができ、設定時やライセンスの切り替えがとても簡単です。
組織としてMicrosoft 365 を利用するのであれば「Microsoft 365 Apps for business」の方が効率的にライセンスを管理することが出来ます。

買い切り型オフィスもオススメ
買い切り版オフィスのメリットは、1度購入すれば初期費用のみで永続的にオフィスを利用できるので安価に購入することが可能です。また、必要なソフトやインストールしたいPCを選んで購入することができます。
Microsoft 365 と Office 2024 の選び方と違い【どっちがいいの?】


Office Home & Business 2024 を最安買い切りで購入する方法
まとめ
Microsoft 365 Business Standard は、ビジネスに必要なツールが幅広く揃った包括的なプランであり、Microsoft 365 Apps for Business は、Office アプリケーションに特化したプランです。
個人の利用やSharePoint・Exchangeを使いたければ「Microsoft 365 Business Standard」、システム管理者の方が効率的にライセンス管理を行いたい場合は「Microsoft 365 Apps for Business」を選択しましょう。
Microsoft 365 PersonalとBusinessの違いと選び方
